■超有名写真集もダメ?…「捨てろというのか」「廃棄すればいい」
さらに、法務委員会での議論がヒートアップしたのは、宮沢りえさんの写真集『サンタフェ』(平成3年)をめぐってだ。
枝野議員は、宮沢りえさんの当時の年齢によっては、「児童ポルノ」に相当するのではないかとした。「出版時、宮沢さんは18歳だったが、撮影時は17歳なのか18歳なのかわからない。あるいは、初期の関根(高橋)恵子の映画など、18歳未満の女性が裸になっているDVDも大手メーカーから出されてもいる。こういったものを、自分の家の中にあるか探して、全部捨てろということを与党は言うのか」
「単純所持禁止」を厳密に適用すると、かつて当たり前だった作品が家にあるだけで摘発の対象になるのではないか、との指摘だ。
これに対し、葉梨議員は「『サンタフェ』が児童ポルノに当たるんだということになれば、それは廃棄なりしていただければよろしいんじゃないかと思う」とし、処分を勧める立場を示した。自民党案では廃棄のために、法施行後、1年間の猶予期間を設定してもいる。
持っているだけで捜査当局が取り締まるかについては、「単なる保管で、自己の性的好奇心を満たす目的が明らかにないということであれば、当たらない場合もあるだろうと思う」とし、捜査関係者がケース・バイ・ケースで判断するとした。
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